
最近は、メモしたり絵を描いたりするのにボールペンをよく使っています。どこかでもらった普通の油性ボールペンです。シャープペンのように芯を出したり補充したりする必要がないので基本的に楽です。
ただしそれは、書きたいときに書けて途中でかすれたりしないのが条件。当たり前のようでこれができないボールペンが多くてイラつくため、今までボールペンはあまり好きではありませんでした。
しかし、いくつかボールペンを使っていると、使い捨てっぽいものの中にもやけに書き味の優れたものがあることに今更気づきました。
なんとなく「これは書きやすくてストレスがないな」と思うボールペンを愛用し続けていたところ、ついにインクが切れてしまいました。
これまでであれば、そのまま捨ててしまうところですが、あまりに書きやすかったため交換用の芯があるかどうか調べてみました。
油性ボールペン替芯(アクロインキ) 0.7mm BRFV-10F-B
という一見極めて普通に見える替え芯でした。価格は100円前後。
…「アクロインキ」?これが書きやすい理由か?と思い調べてみると、ボールペン業界ではもはや常識の優れたインクのようで、随分前から定番らしく、「従来の油性インキに比べて約1/5の低粘度を実現し、なめらかで濃い文字が書けるパイロットの油性インキ」とのこと。
他にも三菱鉛筆の「ジェットストリーム」というインクも同じように定番の模様。知らなかった。
で、BRFV-10F-Bを購入して交換したわけですが、当然、これまでと同じ極めて書きやすいボールペンとして復活。なんかエコで気分がいい。前回、インクを詰まらせず最後まで使い切れたのもこの低粘度インクのおかげかもしれない。
思い出したボールペン
そういえば、デザインが気に入って買ったボールペンなのに書き心地が悪くて使わなくなったボールペンがあった。

LAMY Safari という大昔に買った油性ボールペン。このオレンジのモデルは2009年の限定カラー(L13OG)として発売されたものらしい。
デザインや色、握り心地はいいのですが、肝心の書き味がイマイチ。買った直後から書き出しがかすれるし、滑りも悪くインクも薄くてすぐに使わなくなってしまいました。ペンなんて書くしか能力がないのだから、書けなかったら切れないハサミや穴の空いた鍋のようなもの。
しかし、結構高かったことを思い出し、どんな替え芯が使われているのか調べてみると、なんとこのモデルに使える低粘度インク「LAMY Safari 用ジェットストリーム替え芯」があるらしい。
元々気に入って買ったボールペンですから、これで書き味が上がったら愛用できると思い、替え芯にしてはちょっと高いですが思い切って買ってみました。0.5mmと0.7mmがあるようですが、私は細すぎるボールペンはあまり好きではないので0.7mmを選びました。
LAMYはドイツのブランドですが、2024年3月に三菱鉛筆が完全子会社化し、現在は三菱鉛筆グループだそう。そういうこともあってSafari用ジェットストリーム替え芯という夢のコラボが実現した模様。
しかも現在はLAMY Safariに最初からジェットストリームが搭載されている「LAMY safari – JETSTREAM inside」があるみたい。
LAMY safari + JETSTREAMの書き味
いやさすがです。日本製インクというか日本の文房具が世界で人気になるのも分かります。標準のインクは酷すぎです。見た目最高、書き味も最高のボールペンに生まれ変わりました!
油性ボールペンは当たり外れが大きくてあまり好きになれない筆記具でしたが、書きたいときにすぐ・濃く書けて扱いが楽となれば俄然トップ筆記具になります。
ボールペンに限らず、最近は何でも使い捨てというか、修理して使うという文化が完全に廃れてしまいました。安価に大量生産して素材をリサイクルということなのかもしれませんが、気に入って愛用してきたものは修理して長く使いたいですよねぇ。特に身近で単純な道具ほど。
そういう昔ながらのエコ気分を満足させてくれる今回の一件でした。
では!

